【Miami Dream 37】最終回:海外旅行保険について

マイアミ旅行記、最終回です。アメリカン航空による損害が発生した今回の旅行。旅行保険に加入していた事で大いに助かりました。

私は今まで海外旅行で保険に入った事はなかったのですが、今回、航空券を購入した際に、乗り継ぎの事でアメリカン航空の日本法人窓口に電話で問い合わせをしたら、向こうから海外旅行保険の加入と、航空機遅延損害補償の特約を付ける事を勧められました。(今思えば、自社のフライトが時間にルーズな事、自覚してたのですね。。。)
この時は、まさかあんなひどい遅延に何度も遭うとは思いもしなかったので、一応念の為に、一番安い保険に入っておくことにしました。
損保ジャパンの新・海外旅行保険【off!(オフ)】が安かったので単純にそれに決めました。航空機遅延損害補償の特約は¥100 程度の掛け金で追加でき、¥20,000を上限に何かあった時は補償してくれるというものでした。
結果、行きのサンフランシスコで14時間遅延の足止めをくらい、マイアミの観光ツアーに参加できずキャンセル代 約$150が遅延損害として補償される事になりました。
帰国してから、ネット経由で損保ジャパンに事故報告すると、すぐ翌日に担当者から電話とメールでコンタクトがあり、どの書類に記入して何を証明書として添付して郵送するようにと指示がありました。そして請求書類を送付したところ、すぐ数日後に受理した旨と、日本円に換算して幾らを口座に振り込むと電話がありました。請求から振り込みまで10日もかからず、想像以上に早い対応に驚きました。

帰国便でアメリカン航空に壊されたスーツケースについても損保ジャパンに相談したら、現金での補償は難しいけれど、キャッシュレスリペアサービスといって、修理としてなら無料で引き受けて下さるという事でお願いしました。こちらの方も対応が早く、すぐに引き取りに来て3週間程で上手に直って戻ってきました。修理明細書を見たら、購入した金額よりも修理費用の方が高くついていて。。。(^^;) 本当にありがたかったです。損保ジャパンの旅行保険、加入していて良かったです。

正直なところ、帰国便も遅れたせいで終電が途中で終わってしまい、タクシーで帰ったからタクシー代も請求したいところでしたけれど。。。それはちょっと、ね。
でも、もっと飛行機が遅れて羽田に着いた時点で終電が過ぎてしまっていたら、羽田のホテルに宿泊することになります。そうすると、航空機遅延損害補償の上限¥20,000を超えてしまうことになり、超えた分は自腹。おぉ~想像しただけでも腹立だしい。今回のように行きも帰りも飛行機が遅れてしまっては、補償上限の2万円なんてあっという間に達してしまうと思います。
保険会社には、遅延損害補償特約の上限金額を2万円コースとか5万円コースとか、何段階かに設定して選べるようにしてくれたら良いのになぁとも思いました。損保ジャパンに関しては上限2万円しかなかったので。

12年振りの長距離フライトの海外旅行。アメリカ本土。マイアミの思い出よりも、終始アメリカン航空に振り回された印象が強く、当分アメリカン航空を使いたくないし、アメリカン航空じゃなくても乗り継ぎというリスクは取りたくないなぁというのが正直な感想です。
でも私の行きたい場所は直行便が無く、乗り継ぎしないと行けない所ばかりなのが難しいところです。(^^;)
今年の年末もカレンダーの曜日配列が良く、海外旅行のチャンス! だけど、ちょっと懲りたので、大人しく家で長い休暇を過ごそうと思っています。
はぁー。去年1年、マイアミ旅行の為に生きたので、今はなんだか燃え尽き症候群。次の海外旅行の事はまだ考えられないなぁ。
でもラテン色の強いマイアミは実に私の好みに合っている街だったので、いつかまた行ってみたいです。
これにてマイアミ旅行記、終了です。

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