英国の、午前中のティータイム
・アーリーモーニングティー
・イレブンジス(現代ではモーニングティーブレイクという)
・ブレックファストティー
について習った後は、クックド・ブレックファストの実習がありました。
テーブルは、スポードのブルー&ホワイトのセッティング。ティーカップはゼラニウム。
ミート皿はジョージアン ドレッサープレート。6枚セットで18世紀の絵柄が描かれています。
私は、ウッドマン(木こり)のお皿の席に座りました。
写真は、お皿、カップ、カトラリー、ナプキンの正式な配置です。覚えましょう。
とってもゴージャス&エレガントなテーブルセッティングですが、先生曰わく、ここはカジュアルなブレックファストティーを想定しているので、陶器の食器で、カトラリーはアーサープライスのステンレス、テーブルリネンは1枚掛けにしてあるのだそうです。
でも、とっても豪華でフォーマルに見えますね。
これがフォーマルになると、磁器の食器に、シルバーのカトラリー、テーブルクロスは二重掛けになるのだそうです。
(庶民の私には豪華過ぎて、全然カジュアルに見えないぞ!)
クックド・ブレックファストは、一般的に下記の構成。
・ベーコン(英国のは厚みがあり脂身は少ない)
・ソーセージ
・卵料理(茹卵、目玉焼き、スクランブルエッグ、ポーチドエッグなど)
・少し焼いてあるトマト
・マッシュルーム、ビーンズなど
実習ではスクランブルエッグを一人ずつ作りました。
トーストやバンズ(丸パン)には、バターやマーマレード、そしてマーマイトも英国では一般的です。マーマイト(MARMITE)とは、パンに塗る発酵食品で、ビール酵母と野菜から作られています。バターやチーズの上にマーマイトを塗ります。
下の写真の、バターとマーマレードの間の黒いペーストがマーマイト。塩っ気があって不味くはないですが、特別おいしいというわけでもなく、私はバターとマーマレードだけで食べる方が好きでした。
トーストは、この場ではカジュアルなブレックファストなので耳付きです。フォーマルは耳はカットするのだそうです。
ベーコン、ソーセージ、トマトとマッシュルームのソテー、卵2個と生クリームと牛乳入りのスクランブルエッグ。これが、イングリッシュブレックファストの定番。
食べ終わりの画ですが、あえて載せておきます。
これが食後の正しいナイフ・フォークの置き方です。ちゃんと覚えておきましょうね。
私いっつも、フォークは下向き、ナイフは逆向きで置いていました。恥ずかしいですね。
次は午後からのティータイムについてのレッスンです。