Lesson10:英国のティータイム(後編)

英国式紅茶教室、全10回の最後のレッスンとなってしまいました。1年間通いましたが、まだまだ奥深い紅茶の世界の入口に立ったに過ぎません。ますます紅茶と、綺麗なティーセットの世界が好きになりました。

最後のレッスンはイースターに合わせて、エインズレイのイングリッシュバイオレットの器です。テーブルクロスもスミレ色に揃えていて素適!

ウェルカムティーは、桜のフレーバーティーでした。(写真無し)

後ろのスミレのレディーも美しい。

最後のレッスンは、英国のティータイムの後編です。

クリームティー

クリームティーとは、紅茶・スコーン・ストロベリージャム・クロテッドクリームがセットになったティータイムである。カジュアルな形式の為、スコーンは大きなサイズで2個付くのが一般的である。(私は自宅クリームティー開催を目指しています。)

クリームティーのテーブルセッティングは、カジュアルスタイルであるべきで、ブルー&ホワイト、ウィローの食器などに、ブラウンベティのティーポットが良く似合う。カトラリーはステンレスを使い、テーブルクロスは1枚がけまたはボードタイプのプレイスマット。

下写真はとても素晴らしい、先生のクリームティーのテーブルセッティング。スポードのブルーカミラのセットです。テーブルクロスはトワルドジュイ。器と相まってものすごく可愛い!

スポードのカミラシリーズ大好き! もう廃盤なので、購入するのがなかなか難しいのです。私はこれの色違い、ピンクカミラを集めています。ここまで全部揃うのにはまだまだ遠い道程。。。欲しいと思った物は全部、廃盤の入手困難品です。

私はピンクカミラだから、赤のトワルドジュイのテーブルクロスが良いのだろうか?

ただ家で紅茶とスコーンをむしゃむしゃと食べるのではなく、こういうクリームティーのスタイルを自らセッティングし頂きたいものです。

クリームティーはカジュアルなティータイムなので、堅苦しいマナーはなく、自由に楽しむと良い。ただし、スコーンの食べ方については下記を覚えておくとより楽しめる。

●スコーンは基本、食べる分量だけ、先にジャム、その上にクロテッドクリームを塗る。

この前提で以下の食べ方がある。スコーンを割ってから。。。
●デボンシャー風:クロテッドクリームを前面に塗る。次にストロベリ-ジャムを塗る。
●コンウォール風:まずはバターを全面に塗り、次にストロベリージャム、最後にクロテッドクリームをたっぷり塗って食べる。

アフタヌーンティー・ブレイク

アフタヌーンティーはフォーマルでありマナーやテーブルスタイルが大事にされているが、現在の英国ではカジュアルなスタイルでアフタヌーンティーを楽しむのが一般的である。

アフタヌーンティー・ブレイクとは、カジュアルなアフタヌーンティーの事で、別名「ミッドデイティー」とも言う。産業革命の頃、18世紀末に始まる。

テーブルセッティングはカジュアルである為、銀器は使わず、金彩の入ったカップなどもふさわしくない。陶器が良い。カトラリーはステンレスで、ティーナイフまたはフォークのどちらか。テーブルクロスは麻や綿の1枚がけ、またはプレイスマット。ティーナプキンはペーパーナプキンでも可。三角形に折り皿の中央または皿の右側に置く。

マナーや決まり事はなく気軽に臨んで良いが、女主人の席など座る席には注意する。

ハイティー

ティータイムの時系列的に、ここにハイティーが入りますが、レッスンがハイティーの体験でしたのでここでの説明は省略。次の記事でハイティーについて詳しくご紹介します。

アフターディナーティー

上流階級で発祥。夕食後にリビングルームに場所を移し、酒類も飲んだりリラックスした時間を過ごすティータイム。

テーブルセッティングはローテーブルに、テーブルクロスは使わずにポットの下には銀のマットや皿を敷く。小さめのティーカップ(ヘレンド良き)やポット。磁器を使っても可。
ボトルやグラス類は銀のトレイに乗せる。
酒に合うお菓子、チョコレートやゼリーなどを頂く。
紅茶は香りに特徴のあるものや、フレーバーティーなどが酒にも合って良い。
アールグレイ・ラプサンスーチョン・ローズティー・ジャスミン茶など。

アフターディナーティーはリラックスしてゆったりと過ごして良いが、酔っ払ったり居眠りは厳禁! また長居しすぎない事!

ブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ ぶらり旅へ
にほんブログ村←記事をお楽しみ頂けましたら、ブログ村のクリックを~!(^0^)/



スポンサーリンク

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です