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昨夜、帝国劇場へ古川雄大が主演のミュージカル『LUPIN ～カリオストロ伯爵夫人の秘密～』を観てきました。ルパン三世じゃなくて、アルセーヌ・ルパンの方です。
帝劇のエントランスには、出演者の肖像画がそれぞれ掲げてあって、とてもゴージャスな雰囲気でステキでした！
小池修一郎のオリジナルストーリーなだけあって、ザ・とんちき劇場！ でしたが、『1789 -バスティーユの恋人たち-』のドーヴ・アチアが作曲なので、音楽だけは無駄に良いという。（＾＾；）
とにかく小池の言葉選びと演出が、昭和のオジサン感が漂い過ぎてダサ過ぎるし、ラストのオチが雑過ぎる！ 古川雄大ファンの私のように、出演者の中によっぽどのお目当ての人がいなければ観劇は厳しいんじゃないかと。主演のルパン役：古川雄大と、カリオストロ伯爵夫人役の元宝塚トップ：柚希礼音と真風涼帆（ダブルキャスト）以外の役どころが、あまりにも扱いがお粗末で見せ場が少なく可哀想になってきた程です。
ただ、古川雄大は沢山出て、沢山歌って、その美貌で楽しませてくれます。それにしても古川雄大、歌うまくなったね～。昔のフニャフニャな声を知っていると、声量って努力と訓練であんなに増すものかと。
カリオストロ伯爵夫人役の真風涼帆が、ついこの間 宝塚の男役トップを引退したばかりなので、女性役はどうかな？と思っていたのですが、女性役も妖艶でとても美しかったです。元男役でもドレスの裾さばき出来るのね。見事でした。
と、結構ディズりましたが。。。 うん、そうだな。古川雄大ファンなら楽しめるけれど、それ以外はお薦めできないのは事実です。小池のトンチキマニアには必見の一作かも！？
２回目見た感想⇒２回目『LUPIN ～カリオストロ伯爵夫人の秘密～』
