韓国ミュージカル ON SCREEN エリザベート

『エリザベート』のミュージカルが命!な私。
今、韓国版『エリザベート』の公演を映画館の大スクリーンで見られる 韓国ミュージカル ON SCREEN エリザベート というのをやっており、早速見に行ってきました。

韓国版『エリザベート』は、それはもう素晴らしかったです!
舞台セットや演出が華やかで、日本版に比べるとかなりショーアップされています。
そして役者さんのレベルがかなり高い! 大迫力の歌と演技でした。

そもそも、韓国語というのは海外(欧米系)ミュージカルに向いているのかも知れません。韓国語も強いアクセントの言語ですから、すごく歌に勢いや抑揚がついて曲にマッチする感じがしました。
日本版が『静』だとしたら、韓国版は『動』の印象を強く受けました。シシィもクルクルと回って踊るし。かといっても、この場面は日本版の演出の方が素適だな、と思うところも沢山ありましたよ。どっちも好きです。

シシィが、日本版と韓国版でキャラが結構違って、韓国のシシィはとにかく強い! あの『私だけに』もとにかく強い! でも、こんなシシィもありだと思います! 演じているオク・ジュヒョン、美しいに強さもあって歌唱力も高く素晴らしかったです。
日本では、ずっと演出が小池で、花總まりがシシィを長くやったのもあって、別の人がシシィをやっても、どうしても同じシシィが継承されていっているような感じがしますが、次の日本版シシィは、宝塚元男役トップであった望海風斗と明日海りおが演じるので、今までと違った強いシシィが見られるのではないかとちょっと期待しています。

トート閣下のイ・ヘジュンは、周りのメインキャストに対して年齢がちょ~っと若過ぎたかな? 誰よりもピッカピカのツルツルのピチピチのお肌で健康的で、なんか死の雰囲気じゃないのよ。声も若いし、貫禄がなくてとても黄泉の帝王には見えなかった。でもこれはカメラでアップしたのを見ているからで、実際の公演で客席から見たらまた違ったかも知れません。イケメンで歌は上手かったです。

ルキーニのイ・ジフンは、これまたキレッキレに振り切れていてすごく良かったです。

それから、フランツ・ヨーゼフのギル・ビョンミンも良かったわ~。他のキャストが、甲高い声でギャンギャン歌う中で、彼の落ち着いた中低音の声が心地良かったです。

あとは、皇太后様が超絶怖かった。

今後、この韓国ミュージカル ON SCREEN のシリーズで、『ファントム』などの他の4作品が順次公開されるので、是非見たいです。

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