ロミオ&ジュリエット キャストの感想

東宝版ミュージカル『ロミオ&ジュリエット 2017年公演』演出の感想に続いて、キャストの感想です。演出は小池修一郎に色々ダメ出ししたけれど、演じている役者さんは素晴らしかったです。

まず、マチネ。前方ど真ん中の席で観ました。

ロミオ:古川雄大
相変わらずの美貌です。客席から現れた時は手を伸ばせば届く程の至近距離!で、近くで見ても美しかったです! 2013年のロミオの時は軟弱さが目立っていましたが、歌も踊りも演技も相当バージョンアップして、文句無しの美しいロミオでした。『1789 バスティーユの恋人たち』出演の時は、自分の見せ場以外は流している感があったのですが、さすがに自分が主演の舞台では終始全力で、その点も不満は無かったです。

ジュリエット:木下晴香
この舞台でデビューした新人さんらしいです。美人で、歌も高音が綺麗に出て上手でした。顔の表情も豊か。これだけの実力なら、これからもどんどんミュージカルにお声がかかるでしょう。

ティボルト:広瀬友祐
とても体格の良い方ですね。180cm越えの古川雄大と大貫勇輔が、小さく見える程。迫力のあるティボルトでした。

死:大貫勇輔
私は彼目当てでこのミュージカルを観に来たのにー! 演出の感想にも書いたように、死をとても勿体無い使い方をしているので、残念でした。しかし、大貫勇輔の妖しい存在感は健在。じと~っとロミオに粘っこくまとわり付く、とてもエロい死のダンサーでした!  あー、大貫勇輔をもっと見たかったョ~。(泣)

そしてソワレ。1日に2回観て、全キャストをクリアしたの。席は前方左端。
ソワレは、乃木坂46の生田絵梨花が出るからか? 妙~に男性客が多かったです。いつもなら、イケメンミュージカルで女性客で埋め尽くされるのにね。すごいな、乃木坂効果!

ロミオ:大野拓朗
事前に出た歌唱シーンの映像では、歌が下手で心配していましたが、本番では無問題でした。すごく若々しさに溢れる青年ロミオで、素晴らしかったです。笑顔がキュート~! もしもロミジュリが来年以降も再演されるなら、また彼にロミオをやってもらいたいです。でも大野拓朗の実年齢は28歳で結構いっているんですね。再出演はどうかな。。。若く見えるから大丈夫だと思うけどね。身長高いし、体の張りもあって体格が良く、舞台に向いている人だと思いました。美しい古川ロミオに対して、可愛い大野ロミオでしたョ。

ジュリエット:生田絵梨花
彼女もまた、素晴らしかった! 最初は、え~!? アイドルにやらせるの~!?と思ったけれど、大変失礼しました。鈴の音の声で高音も楽に歌いこなしていました。よく考えれば、乃木坂46として幾度となく舞台公演の実績を積んでいるのですよね。余分な力み無く、すごく落ち着いて、演じていました。
アイドルだから、キスシーンどうするのかな?と思って双眼鏡でアップで見てみたら、ちゃんと大野拓朗とキスしてたョ。(笑)

死:宮尾俊太郎
クラシックバレエのお方ですね。キレの良い動きで、粛々と任務をこなす死神でした。前のロミジュリみたいに、「死」が自由に動ける演出ならば、大貫勇輔とダンスのジャンルの違いが楽しめたのだけど。。。 なんせ、今回の「死」は動きが少ないから

カーテンコールは、マチネもソワレも、さらっと終わりました。2013年公演が、出演者がワイワイ自由にやっていて面白かったんだけどな。

まぁ、今回の演出には色々ダメ出しがあるけれど、歌とダンスは相変わらず良かったし、楽しみにして待ち望んでいたロミジュリが終わってしまって、また寂しくなりました。
も~、DVD出してもらいたいなー。そうすれば、毎日ロミジュリなのに~!

(参照記事)
2011年版の感想。⇒城田優:ロミオ&ジュリエット
元祖・フランス版のDVDを鑑賞。⇒『ロミオ&ジュリエット』日本VS本家フランス
2013年版の感想。⇒1回目  2回目
2017年版⇒演出の感想
2019年版⇒演出/小池へのダメだし

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